15日目
日本時間06:30頃起きる。腕時計の時間を3時間半進める時、本当に戻るんだという実感が湧いた。かなり腹が痛くなっていた。 やがて窓からは見慣れた景色が見えてきた。なつかしい・・。少しして飛行機は無事に到着した。「来た・・日本についた・・」かなり嬉しかった。
15day_1_成田1 15day_2_成田2
飛行機を降りるとやたら寒かった。荷物を受け取って空港ロビーを出る。やはり日本はきれいだ。トイレとかもこんなきれいなのはインドの町にはない。 新百合ヶ丘行きのバスのチケットを買う。3000円。あと、使わなかった270$を日本円にする。 バスを待っていたがあまりにも寒いので中に入って待っていた。バスはとても快適で、乗って良かった。新百合ヶ丘までずっと寝ていた。 そこから最寄り駅まで電車に乗る。いつも乗っているのに普段とはまるで違って見えた。 本当に日本はきれいで良い国だ。

家に帰ると、家族に顔が変ったねと言われた。確かに輪郭がシャープになって髭が生えて別人みたいだ。 かなり腹が痛かったがシャワーをすると痛みが治まってきた。シャワーはガンジス川の沐浴以来だ。こんなにお湯が出るのは嬉しい事だ。 この家が自分が育ってきたところと言う実感があまりなかった。だが徐々にいろいろな感覚が元に戻ってくるだろう。とにかく無事に帰ってきたのだ。 こうしてインドバックパッカーの旅は幕を閉じたのだった。




インドから戻ってからもうずいぶんたつが、今でもインドの夢をよく見る。ガンジス川沿いに歩いて様々な人に話しかけられる夢だ。 あのインドでの非日常の日々の記憶が精神の奥底にこびりついて離れないのだろう。よく若いうちに海外を見ろというが、その大切さを実感させられる旅だった。 この半月の思いでは一生忘れない。

今回の旅で本当に多くの人に関わる事ができて幸運だった。良い出会いも悪い出会いも色々あったが今となってはすべて良い思い出だ。 彼らは今もあの悠久の地で生き続けているのだろう。

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