7日目
4:00頃に下痢で起きる。5:20位まで歩き方読んだりしてた。そしてチェックアウトしてジャイプル駅に向かう。早朝の風が冷たい。 道で毛布にくるまって寝てる人がたくさんいるが大変そうだ。。歩いて10分位でついて、ホームに行ったが別の電車が止まっていて乗る電車が来ない。 ちょっと焦っていたけどそのうちその電車は行って、乗るやつが来た。この前とは違って寝台だった。 自分の席の所にペットボトルの水がサービスで置いてあったのでありがたいと思っていたらいきなり変な男が寝台のカーテンからにゅと顔を入れてきて水を取られた。一体・・?。 6:10発の予定が6:40発になって、ずっと寝ていた。

11:20位にアーグラーフォート駅に着いた。着く直前位に起きたからよかった。駅を出るとすぐにアーグラー城がある。 リクシャーで50Rsでタージマハル前まで行ってもらう。タージマハル前はかなり人がいて列ができていた。 方位を確認して、地図を見ながら宿を探す。歩き方に載ってた250Rsのシャンディ・ロッジというとこに行き、1階しか空いていなかったがここに決めた。 荷物を置いて、タージマハルに行く。途中で家に電話した。母が出て、すごく懐かしかった。順調にやっていると言うと、たくましいーと言っていた。 すごくよく聞こえるらしい。連絡が取れてよかった。これで安心。4分で60Rsだった。

タージマハルの入り口で列に並んでボディチェックをして、入ろうとすると荷物を預けろと言われて預かり所みたいな所に預けた。 代わりに引換証みたいなのをもらったがちょっと不安だった。 また列に並んで今度はポケットに入ってるチョコが持ち込んじゃダメとか訳わかんないこと言われたけど警備員風のおっさんがチョコの包みだけ捨てたら行って良いことになった。 よく分からん。30分位並んだかも。入場料は250Rs+ADA500Rsで750Rsもした。

タージマハルはやっぱりでかい!写真を撮った。 ここでも建物に入るときは靴を脱がなきゃいけない。タージマハルの中には棺があるだけだった。王が妻の死に悲しんで作らせたんだって。幸せな妻といえる。 王は川を隔てて自分のタージマハルも黒大理石で作って2つを橋で結ぶ計画だったけど自分の三男に幽閉されて果たせなかったらしい。何ともいえない話である。 妻の棺の横に王の棺があった。これによって内部は左右対称ではなくなってしまっている。つくづく残念だ。ただ、外から見るタージマハルの完全な左右対称な形には圧倒される。

歩いていると、いろんな人が話しかけてくる。「Are you Chinese?」「I'm Japanese」「OK!」と言って握手をしてくる。インド人は中国人はキライらしい。日本人は結構好きらしい。 リスに囲まれたじいさんがいて、「フォト、フォト」と言うのでフリー?と聞いてから写すと「チャーッジプリーズ」とか言ってきたが、無視する。タージ裏側からはヤムニー側が見える。 ガンジスもこんな感じだろうか。。白大理石の上で少し和む。5Rsの資料館に行ってタージの絵を見る。 そして最後にタージを見つつ、門を出た。
7day_1_タージマハル1 7day_2_タージマハル2 7day_3_タージマハル3 7day_4_タージマハル4
土産屋に入り、結構丈夫で良さそうな像の中に像がいる大理石の置物を4個1050Rsで買う。 初め1つ400Rsから250Rsになったからまあ良いのだろうか?それともボラれたのか?まあ土産にはかなりよさそうなやつだし、良しとするか・・。 もっとでかいけど作りが荒いものはもっと安かった。正門付近の日本フードと書いてある店に向かう。やたら「ジャパニーズOKONOMIYAKI!!OKONOMIYAKI!!」と勧められるので150Rsと高いがそれを頼む。 20分ほど待って出てきたのは得体の知れない食べ物だった。驚いて「Is it OKONOMIYAKI!?」「YES!」食べてみる。ぜんっぜんお好み焼きじゃない。 ナンの上にカレーとジャガイモ、生のトマト、タマネギがのってて変なソースがかかってる。どこがお好み焼きなんだ・・?。。結構まずい!60Rsの焼きそばにすべきだった。がんばったが半分残す。本当にムリ。 おいしくなかった?と聞かれたのでしかたなく「This is nice taiste.But i'm full...」「NOPROBLEM!」。。

アーグラー城に向かう途中、いろいろ物売りが来て絵はがきセット×2 100Rs、変な変形リング×2 200Rs、Tシャツ50Rsで買う。いずれもかなり負けさせた。まあまあ良い値段では? 人力リクシャー20Rsでアーグラー城へ。途中で20Rsじゃやだーとか言ってきたが、紙に書いておいて見せる作戦で撃退した。 これはリクシャに乗る時に前もって値段を紙に書いて見せておくことで後からなんやかんや言われたときに紙を見せてそれ以上出さないという自分が考案した作戦。 これをやっていればなんか言われても強気で言えば「OK,OK」と向こうがあきらめることになる。まあ今回は着いたら+10Rsで30Rsあげた。「40!」と言ってきたがムシ。

アーグラー城の外見もデリーにあったレッドウォールと同じようだった。入場料250Rs。中をフラフラ見て回る。いままでまるで見なかった日本人がここにはチラホラいた。 皆ツアーで参加しているおじさんおばさんたちがガイドから説明を受けている。日本語が懐かしかった。こんにちわーと言う。ここからもタージマハルが見えた。 タージマハル作った王はここに幽閉されてたらしい。トイレに入ったらチップ1Rs取られた。出るときにまた要求してきたので「again!?」と言ったらにやにやしながら免除された。 しかし1Rs硬貨が全然入手できない。チップとかに便利なのでかなりほしい。金をくずしたい。この城はそんなに防御力が高くなさそうだ。堀も割と低い。
7day_5_アーグラー城1 7day_6_アーグラー城2
そろそろ出ようかという時、1人の日本人に会う。 バックパッカーだ。インドに来て初めて見る。おっ!という感じで目が合うと彼が話しかけてきた。慶応の4年で旅行ばっかりやってて一流したらしい。35カ国位行ってるらしい。 これからバングラデッシュに行くとか。すごい。城を出て、一緒に近くのジャマー・マスジットまで歩いて行く。彼は大学一年の時もインドに来ててそのときは夏であまりにも大変だったらしい。 道に落ちてるうんちとかがすぐ腐って町中がめっちゃ臭くてありえないほど不衛生で腹を壊しまくり死ぬかと思ってもう二度とインドにだけは行かないと思っていたが、なぜか今回来てしまったという。 とにかく夏のインドは地獄らしい。ジャマーに行く道は下町みたいなとこだった。ジャマーはデリーにあったのと同じ様な規模のすこし小さい感じだった。また子供がマネーくれーと寄ってきたが適当に回避した。 ちょっと見て、出る。彼は小倉?君という。彼も英語はたいしてできないらしい。これからアグラカント駅でキップをとってくるらしい。なんと同じホテルだったので後で一緒に飯食う約束をして別れる。

自分はイマティマド・ヴッダラー廟というとこに向かう。下町街を歩き、橋を越える。夕日が川に映ってる。対岸に着きさらに歩くと目的地に着いた。30分位歩いた。入場料100Rsであと20分で閉まるという。 そんなに広くないので20分で充分だった。白大理石とモザイク画の建物がきれいでヤムナー川が見えた。しばらく座って和んでいると、オヤジが来てGET OUTと言っている。閉めるらしい。まあまあここは来て良かった。
7day_9_ヴッダラー廟1 7day_10_ヴッダラー廟2
7day_11_ヴッダラー廟の木 帰りも歩いて行く。今17:50位。川を渡るとヒィンドゥー教の恐ろしく気持ち悪い偶像物にローソクを持った人がたくさん群がっていた。 その像はカバ人間みたいなオレンジのキモいのと、人の生首を持った狂いきった悪鬼みたいなやつだった。あまりにも異様だった。写真撮りたかったけどなんか怒られる可能性があるので撮らなかった。 歩き続けてアーグラー城付近まで着くと疲れてきたのでオートリクシャー50Rsでタージマハルまで、人力リクシャ10Rsでホテルまで行く。

ペプシを20Rsで買う。部屋に着くとちょっとまた腹イタになってきた。 OKONOMIYAKIにやられたと思う。しばらくすると小倉君?が来てホテルの屋上にあるレストランに行こうとするが夜はタージマハル見えないし寒いのでやめて近くのレストランに入る。 まるで食欲がなかったのでMIXフルーツラッシーというヨーグルトドリンクみたいなのだけ頼む。40Rs。小倉君はフライライスとかいうのを頼んでた。うまかったらしい。 彼はインドは今まで行った中で一番ハードな国だと言っていた。でもインドでやっていければどこでもやっていけるらしい。初めてのバックパックでインドはやはりハードらしい。 タイとかでスッテプを踏んでから行くのが一般的とか。これは初日に両替してくれた人も言っていた。彼は明日6:00から24時間かけてコルカタに行くらしいが一番安いエアコンもないクラスの車両に乗るらしい。 ほこりまみれになるとか。しかも変なチケット屋に頼んじゃって、エアコン付き車両よりも高い値段になっちゃったらしい。そこで24時間とはほんとにキツそう。最後に一緒に写真を撮った。 久しぶりに思いっきり日本語を喋れて本当に良かった。彼は明日早いのでホテルで別れる。「ではお互い気を付けて。元気で!」自分の部屋に入る。この時20:30くらい。ここから地獄が始まる。

部屋に入ってすぐ、なぜかめっちゃ吐きたくなってゲボゲボ吐く。OKONOMIYAKIとラッシーの組み合わせがいけなかったと思う。トイレから出るとすぐにあり得ないほどの寒気がしてきて、震えが止まらない。 風邪が復活したのか?それにしても寒気が尋常じゃない。死にそうになりながら寝袋と布団にくるまるがまるで震えが止まらない。持ってきた風邪薬を飲んで寝るがずっとうなされる。 22:30頃目が覚めると今度はあまりにも暑い。のどが渇く。フロントで水を売ってもらうが50Rsとか言ってくる。40Rsにさせた。しかしそれどころじゃない。動くのも本当にキツイ。 暑すぎて水はすぐに無くなった。1時になると暑さと下痢と寒気と吐き気で死にかける。しばらく寝たつもりでも10分位しかたっていない。 しかも部屋は一階ですぐ横のロビーにホテルの人が何人も寝ててトイレの水を流すとうるさーいみたいに言われるのでダルすぎた。他のホテルにすべきだったとほんと思った。 ホテル代とかそんなにケチんなくてもいいんじゃないの。そんなに金つかってないし。もうおそい。腹が痛くてまともに動けないので万一に備えてタオルと紐で簡易おむつを作ってあてていた。 そういえばジャイプルで話したおっさんがアーグラーは下痢で大変なことになるとか言ってたな。水が完全になくなった。フロントももう閉まってるし外にも出れない。 生水飲むのは抵抗あるがこのままじゃ脱水症状になるのでシャワーの水をペットボトルに入れてさましておく。 その間寝るが暑さがひどすぎてやばい。しかし暑いのは体が菌を殺そうとしているからで、良いことなのでは?と思っていたがキツかった。しばらくして、さっきのさましておいた水を飲んでみる。 一瞬で吐いた。まずすぎる。死ぬ。同時にめちゃくちゃ吐き気がしてきた。これは水?死ぬ。水もない。本当に死ぬ。あきらめてうつぶせに倒れる。タージマハルの近くで死ぬのか・・と思った。


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