11:20位にアーグラーフォート駅に着いた。着く直前位に起きたからよかった。駅を出るとすぐにアーグラー城がある。 リクシャーで50Rsでタージマハル前まで行ってもらう。タージマハル前はかなり人がいて列ができていた。 方位を確認して、地図を見ながら宿を探す。歩き方に載ってた250Rsのシャンディ・ロッジというとこに行き、1階しか空いていなかったがここに決めた。 荷物を置いて、タージマハルに行く。途中で家に電話した。母が出て、すごく懐かしかった。順調にやっていると言うと、たくましいーと言っていた。 すごくよく聞こえるらしい。連絡が取れてよかった。これで安心。4分で60Rsだった。
タージマハルの入り口で列に並んでボディチェックをして、入ろうとすると荷物を預けろと言われて預かり所みたいな所に預けた。 代わりに引換証みたいなのをもらったがちょっと不安だった。 また列に並んで今度はポケットに入ってるチョコが持ち込んじゃダメとか訳わかんないこと言われたけど警備員風のおっさんがチョコの包みだけ捨てたら行って良いことになった。 よく分からん。30分位並んだかも。入場料は250Rs+ADA500Rsで750Rsもした。
タージマハルはやっぱりでかい!写真を撮った。 ここでも建物に入るときは靴を脱がなきゃいけない。タージマハルの中には棺があるだけだった。王が妻の死に悲しんで作らせたんだって。幸せな妻といえる。 王は川を隔てて自分のタージマハルも黒大理石で作って2つを橋で結ぶ計画だったけど自分の三男に幽閉されて果たせなかったらしい。何ともいえない話である。 妻の棺の横に王の棺があった。これによって内部は左右対称ではなくなってしまっている。つくづく残念だ。ただ、外から見るタージマハルの完全な左右対称な形には圧倒される。
歩いていると、いろんな人が話しかけてくる。「Are you Chinese?」「I'm Japanese」「OK!」と言って握手をしてくる。インド人は中国人はキライらしい。日本人は結構好きらしい。 リスに囲まれたじいさんがいて、「フォト、フォト」と言うのでフリー?と聞いてから写すと「チャーッジプリーズ」とか言ってきたが、無視する。タージ裏側からはヤムニー側が見える。 ガンジスもこんな感じだろうか。。白大理石の上で少し和む。5Rsの資料館に行ってタージの絵を見る。 そして最後にタージを見つつ、門を出た。
アーグラー城に向かう途中、いろいろ物売りが来て絵はがきセット×2 100Rs、変な変形リング×2 200Rs、Tシャツ50Rsで買う。いずれもかなり負けさせた。まあまあ良い値段では? 人力リクシャー20Rsでアーグラー城へ。途中で20Rsじゃやだーとか言ってきたが、紙に書いておいて見せる作戦で撃退した。 これはリクシャに乗る時に前もって値段を紙に書いて見せておくことで後からなんやかんや言われたときに紙を見せてそれ以上出さないという自分が考案した作戦。 これをやっていればなんか言われても強気で言えば「OK,OK」と向こうがあきらめることになる。まあ今回は着いたら+10Rsで30Rsあげた。「40!」と言ってきたがムシ。
アーグラー城の外見もデリーにあったレッドウォールと同じようだった。入場料250Rs。中をフラフラ見て回る。いままでまるで見なかった日本人がここにはチラホラいた。 皆ツアーで参加しているおじさんおばさんたちがガイドから説明を受けている。日本語が懐かしかった。こんにちわーと言う。ここからもタージマハルが見えた。 タージマハル作った王はここに幽閉されてたらしい。トイレに入ったらチップ1Rs取られた。出るときにまた要求してきたので「again!?」と言ったらにやにやしながら免除された。 しかし1Rs硬貨が全然入手できない。チップとかに便利なのでかなりほしい。金をくずしたい。この城はそんなに防御力が高くなさそうだ。堀も割と低い。
自分はイマティマド・ヴッダラー廟というとこに向かう。下町街を歩き、橋を越える。夕日が川に映ってる。対岸に着きさらに歩くと目的地に着いた。30分位歩いた。入場料100Rsであと20分で閉まるという。 そんなに広くないので20分で充分だった。白大理石とモザイク画の建物がきれいでヤムナー川が見えた。しばらく座って和んでいると、オヤジが来てGET OUTと言っている。閉めるらしい。まあまあここは来て良かった。
ペプシを20Rsで買う。部屋に着くとちょっとまた腹イタになってきた。 OKONOMIYAKIにやられたと思う。しばらくすると小倉君?が来てホテルの屋上にあるレストランに行こうとするが夜はタージマハル見えないし寒いのでやめて近くのレストランに入る。 まるで食欲がなかったのでMIXフルーツラッシーというヨーグルトドリンクみたいなのだけ頼む。40Rs。小倉君はフライライスとかいうのを頼んでた。うまかったらしい。 彼はインドは今まで行った中で一番ハードな国だと言っていた。でもインドでやっていければどこでもやっていけるらしい。初めてのバックパックでインドはやはりハードらしい。 タイとかでスッテプを踏んでから行くのが一般的とか。これは初日に両替してくれた人も言っていた。彼は明日6:00から24時間かけてコルカタに行くらしいが一番安いエアコンもないクラスの車両に乗るらしい。 ほこりまみれになるとか。しかも変なチケット屋に頼んじゃって、エアコン付き車両よりも高い値段になっちゃったらしい。そこで24時間とはほんとにキツそう。最後に一緒に写真を撮った。 久しぶりに思いっきり日本語を喋れて本当に良かった。彼は明日早いのでホテルで別れる。「ではお互い気を付けて。元気で!」自分の部屋に入る。この時20:30くらい。ここから地獄が始まる。
部屋に入ってすぐ、なぜかめっちゃ吐きたくなってゲボゲボ吐く。OKONOMIYAKIとラッシーの組み合わせがいけなかったと思う。トイレから出るとすぐにあり得ないほどの寒気がしてきて、震えが止まらない。 風邪が復活したのか?それにしても寒気が尋常じゃない。死にそうになりながら寝袋と布団にくるまるがまるで震えが止まらない。持ってきた風邪薬を飲んで寝るがずっとうなされる。 22:30頃目が覚めると今度はあまりにも暑い。のどが渇く。フロントで水を売ってもらうが50Rsとか言ってくる。40Rsにさせた。しかしそれどころじゃない。動くのも本当にキツイ。 暑すぎて水はすぐに無くなった。1時になると暑さと下痢と寒気と吐き気で死にかける。しばらく寝たつもりでも10分位しかたっていない。 しかも部屋は一階ですぐ横のロビーにホテルの人が何人も寝ててトイレの水を流すとうるさーいみたいに言われるのでダルすぎた。他のホテルにすべきだったとほんと思った。 ホテル代とかそんなにケチんなくてもいいんじゃないの。そんなに金つかってないし。もうおそい。腹が痛くてまともに動けないので万一に備えてタオルと紐で簡易おむつを作ってあてていた。 そういえばジャイプルで話したおっさんがアーグラーは下痢で大変なことになるとか言ってたな。水が完全になくなった。フロントももう閉まってるし外にも出れない。 生水飲むのは抵抗あるがこのままじゃ脱水症状になるのでシャワーの水をペットボトルに入れてさましておく。 その間寝るが暑さがひどすぎてやばい。しかし暑いのは体が菌を殺そうとしているからで、良いことなのでは?と思っていたがキツかった。しばらくして、さっきのさましておいた水を飲んでみる。 一瞬で吐いた。まずすぎる。死ぬ。同時にめちゃくちゃ吐き気がしてきた。これは水?死ぬ。水もない。本当に死ぬ。あきらめてうつぶせに倒れる。タージマハルの近くで死ぬのか・・と思った。