荷物を置いて、さっそくガンジスを見に行く。入り組んだ小道を歩いて行くと・・・あった。ガンジス川だー。わー。今回の旅の目的でもあったので感動を覚えた。 でも、思っていたよりもずっと普通の川だった。濁ってもいない。川幅もそれほででもなかった。川沿いにはいろいろホテルや寺院が並んでいる。歩いて行くと男2人に声をかけられた。 どっかに案内すると言われたが1人で行きたいと言って断った。ダシャーシュクメード・ガートにつくと、土産屋やマッサージなど色々あった。 ガートとは階段が水中まで続いている堤のことで、沐浴する場として使われている。
歩いて行くと火葬場が見えてきた。死体が何体も焼かれていた。 男が来てここで写真とっちゃダメと言ってきた。知ってたけど。しばらく見ていると別の男がババに会わせるとか言ってすぐ目の前の建物に入っていった。 なーんにもない、窓もない建物の中には死にそうな老人が何人か寝ていた。その中の長みたいな老婆の前に案内された。男がお辞儀しなさいと言うのですると、老婆が頭を触ってきた。 あなたとあなたの家族に祝福あれみたいなことを言っていた。そして薪(まき)代くれと言ってきたので5Rsあげると、これだけ!?みたいな感じで少ないと言ってきたので10Rsあげる。 もっとくれと言ってくるが立ち去った。あの老婆は自分が死んだら焼くのに使うまき代をもらって死ぬのを待っているらしい。ここで死ぬのは幸福なことらしい。 ガンジス川の前で死人が焼かれて流される様子を見ていた。しばらく見ているとまき代くれくれといろんな男が言ってくるので立ち去った。
近くに座ってボケーッとガンジスを見ていた。 その間もいろんな人が話しかけてくる。子供が話してくるのでチョコをあげた。いくらだった?と聞かれたので10か20Rsと言うと、10Rsだよ!と言われた。知ってるんじゃん。。 この少年Aに案内してもらってメグカフェに向かう。ここは歩き方に載ってる日本食の店。地図があるがこの辺の小道は入り込みすぎていて迷いそうなので頼んだ。日本食が食べたすぎてやばい。 しばらく歩いて少年Aの友人?のラジャという人にも教えてもらってメグカフェに着く。中は日本人ばかりだった。店に入ると男1人、女1人のテーブルに呼ばれて相席する。 ダンスやるらしい27歳位の男と、仕事を辞めて来た27歳位の女だった。あと少年Aも一緒に食べた。男は海外に色々行ってるらしい。
女の人はすでに3週間インドにいていろいろアジアを回って三月中頃に帰るらしい。塩ラーメンとかき揚げ巻き寿司を頼んだ。しばらくして塩ラーメンが来た。 うっうーますぎる!やっと普通の物が食える。ちょーうまく感じた。泣きそうな位うまい。男が先に帰る。少年Aは父も母も死んだらしい。父はタバコ、母は交通事故で亡くなったとか。 元気な子だった。メグカフェは(元?)日本人の女性がやっている。当たり前だが日本語も普通すぎた。インド人の夫と子供もいた。彼女もどういう運命でここに来たのだろうか。。 しかし彼女のおかげでラーメン食べれて良すぎた。明日とかも行く。相席の女の人もしばらくして帰った。寿司が来るのが遅くて、男3人が後から来て相席になった。 25,25,30歳位の3人だった。寿司もうまかったが腹いっぱいになったので半分その人達にあげて店を出た。110Rs位だった。本当にうまくて良かった。
帰り、ふらふら川を見つつ帰って、途中でちょっと迷う。しかもどでかいうんちを踏んで転びそうになってほんとに危ないとこだった。ころんだらうんちの上に尻もちという惨事になる所だった。 しかし靴が汚れてしまったのでホテルに帰って洗った。19:30頃に帰る。ちょっとシャワーをするがすぐお湯が出なくなったのでやめる。あーあ。まったく・・またかと思ったがあきらめて寝袋に入り音楽を聴きながら寝る。